Action Diary
「宇宙シンポジウムin串本」を開催しました!
2019年8月25日、国内で民間初となる衛星搭載ロケットの打ち上げ発射場の建設が進む串本町で「宇宙シンポジウムin串本」を開催し、県内外から約600名にご参加いただきました。
冒頭、仁坂知事は挨拶で、「世界では既に宇宙産業の激しい競争が起こっており、発射場誘致を急いだ。ロケット打ち上げが始まると、多くの宇宙産業関係者や観光客が町内を訪れるようになり、地域でどのように関わっていくか考えてほしい。」と呼び掛けました。
シンポジウムでは、超小型衛星の打ち上げに次々と成功している東京大学大学院の中須賀真一教授が「従来型の打ち上げでは軌道を選べない。小型ロケットなら行きたい軌道に行きたいタイミングで行ける」と語り、小型ロケットの必要性を強調しました。
宇宙ベンチャー「ALE」の岡島礼奈社長は「今はロケットの立場が強く、衛星が待っている状態であり、串本の発射場が早くできてほしいと心の底から思っている」と話されました。
発射場を建設する「スペースワン」の太田信一郎社長は「地元に根を下ろし、地域の活性化の一翼を担う」と決意を述べました。
3人の講演の後、「宇宙開発利用の将来の展望とロケットが和歌山にもたらすもの」をテーマにパネルディスカッションも開催しました。
【担当者よりメッセージ】
将来的には、串本・和歌山が、宇宙・ロケット産業の最先端の技術やアイディアが集まるような場所となるよう、県内外で継続して今回のような宇宙・ロケットをテーマとした情報発信を続けていきたいと考えております。
是非、宇宙・ロケットに関心をもっていただき、本プロジェクトを一緒に応援いただきたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。