和歌山の産業
和歌山には伝統と革新のものづくりがあります。
緑織りなす山々、美しい川の流れ、温暖な気候-
これらが良質な原材料を育み、ものづくりに必要な水を供給し、
輸送にも適した川を中心に古くからものづくりが発展してきました。
長年培われてきた卓越した技術と和歌山ならではの「進取の気性」とが相まって、
ニットやパイルをはじめとする繊維や皮革等の素材関連産業、
漆器、家庭用品、家具、建具等の生活関連産業、
さらには化学や機械金属などの最先端技術を生かした産業等が集積し、
数多くの産地が形成されています。
伝統と革新の技術が生み出す「和歌山のものづくり」をぜひご覧下さい。
産地紹介
和歌山の伝統工芸品
日本最大の半島である紀伊半島。
和歌山県はその西側に位置し、古くから「木の国」と謳われたほど、
豊かな自然を育んできました。
自然と共に生き、風土や気候に合わせて生み出されてきた暮らしの道具。
その一つ一つに、快適な暮らしと気持ちに潤いを与える人々の知恵が詰め込まれています。
あくまで実用性を重視し、緻密な手仕事によって作られたそれらの道具は、
長い歴史の中で、多くの人の目や手に触れ、使いやすさと完成度を磨き、
伝統工芸品と呼ばれるようになりました。